梁の
陶弘景(
456年-
536年)は、『
神農本草経』に補注を加えて、730種の薬名を記録し、本草学の基礎を築いた。後、
659年になって『新修本草』が勅撰され、陶弘景の書に修改が加えられた。
宋代には、
974年に『開宝本草』、
1060年に『嘉祐補註本草』(掌禹錫)、
1061年に『図経本草』(蘇頌)が成立した。また、唐慎微は
1082年に、掌氏と蘇氏の2書を合揉して『証類本草』を撰し、処方を加えた。
1108年の『大観本草』は唐氏の書に『重広本草』(
1092年、陳承)の説を補足した。さらに
1116年の『政和本草』では、『大観本草』の図を縮微して利用の便を図った。また同年には、『本草衍義』が成立している。
1159年の『紹興本草』は、『本草衍義』と同様、実用性を重視して編纂された。