ただし筋肉内注射に関しては、本剤はアルカリ性(pH10〜11)であり筋注部位の壊死並びに局所障害を起こすことがあるので、患者の受ける恩恵が、その危険性よりも重要視される場合にのみ適用されるべきである。
1997年8月、
田辺製薬(現・田辺三菱製薬)は
薬価下落による不採算を理由にラボナールの製造中止を発表した。長年定評のあった同剤の打ち切りは衝撃であった。麻酔科医らは撤回運動を起こし、
日本麻酔科学会は旧厚生省へ製造中止撤回を求める要望書を提出。その結果田辺は製造中止を撤回し、薬価は1998年の改正で1200円に引き上げられている。