カルチノイド腫瘍は英語ではcarcinoidまたはcarcinoid tumorと表記され、まさに「癌もどき」(=carcinoma-like)な病理組織像や生物学的振る舞い(浸潤や転移能)を示すことがある。従って良性腫瘍とは言えず、境界悪性腫瘍(borderline malignancy)または転移が明らかな例では悪性腫瘍と同等な扱いとなる。
セロトニン、
ブラジキニン、
ヒスタミン、
プロスタグランジン、
カテコールアミンなどのホルモン様物質を産生する。肺・気管支、胸腺、膵臓などのカルチノイドは
副腎皮質刺激ホルモン、
抗利尿ホルモン、
ガストリンなどを分泌する。