カッコーの巣の上で wikipedia|無料辞書
1975年11月19日
1976年4月3日
| 上映時間 = 133分
| 製作国 =
| 言語 = 英語
| 制作費 = $4,400,000
| 興行収入 = $112,000,000
| 前作 =
| 次作 =
| allcinema_id = 4572
| kinejun_id = 1641
| amg_id =
| imdb_id = 0073486
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精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者を完全統制しようとする精神病院の看護婦長から自由を勝ち取ろうと試みる、という物語である。
映画化に至るまでに監督は、非常に苦難の道のりを辿ったと話す。
◆作品
原作はケン・キージー、邦訳が 『カッコーの巣の上で』 という題で富山房から出ている。邦題は当初「郭公の巣」であったが、後に映画のタイトルに合わせて改題された。なお、原作での主人公はチーフであり、彼の視点から物語は描かれている。
◆スタッフ
◆キャスト
・マイケル・ベリーマン - エリス
・ウィリアム・レッドフィールド - ハーディング
◆あらすじ
刑務所から逃れるために精神病院に(
詐病によって)入院してきた主人公のマクマーフィー。
向精神薬を飲んだふりをしてごまかし、婦長の定めた病棟のルールに片っ端から反抗していく。
グループセラピーなどやめてテレビで
ワールドシリーズを観たいと主張し、他の患者たちに多数決を取ったりなどする。
また他の患者を無断で船に乗せて、海に出たりもする。こうした反抗的な行動が管理主義的な婦長の逆鱗に触れ、彼女はマクマーフィーが病院から出ることが出来ないようにしてしまう。マクマーフィーはチーフが実際はしゃべれないフリをしていることに気づく。
クリスマスの夜、マクマーフィーは病棟に女友達を連れ込み、酒を持ち込んでどんちゃん騒ぎをやる。その後、逃げ出すつもりだったのだが寝過ごしてしまう。翌日、乱痴気騒ぎが発覚し、そのことで婦長から激しく糾弾される。そのショックで(マクマーフィーにかわいがられていた)若い男性患者が自殺してしまう。マクマーフィーは激昂し、彼女を絞殺しようとする。その後、婦長を絞殺しようとしたマクマーフィーは他の入院患者と隔離される。
マクマーフィーは病院が行った治療(
ロボトミー)によって、もはや言葉もしゃべれず、正常な思考もできない廃人のような姿になって戻ってくる。
ネイティブアメリカンである患者の“チーフ”はマクマーフィーを窒息死させ、「持ち上げた者には奇跡が起きる」とマクマーフィーが言った水飲み台を持ち上げて窓を破り、精神病院を脱走していくところで映画は終わる。
◇タイトルとストーリーの由来
いずれの邦題も一読して意味を理解することは難しいが、原題は最後にチーフという名の患者が一人 (One) で自由を求めて、cuckoo=crazy、つまり精神病を患う人の集まる精神病院 (the cuckoo's nest) から飛び出して脱出する (flew over) ことを象徴しており、もともとの由来は
マザー・グースの詩である。
:Vintery, mintery, cutery, corn,
:Apple seed and apple thorn;
:Wire, briar, limber lock,
:Three geese in a flock.
:One flew east,
:And one flew west,
:And one flew over the cuckoo's nest.
またカッコーの巣(cuckoo's nest)は、「精神病院」の蔑称のひとつである。
◇主人公は本当に詐病なのか
現実の精神病院でも、精神鑑定で責任能力なしとされた被疑者には「自分では精神障害者のふりをしてやったと思っているが、実際に人格障害などの兆候が見られる」事がままある。
ただし、それらの指摘や事例は、原作及び映画の内容や製作者の製作意図とは無関係である。
◆受賞